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『楽しいムーミン一家』(たのしいムーミンいっか)は、テレビ東京系列で放送されたテレビアニメシリーズ。同名の原作が存在しており、原作者のトーベ・ヤンソン自身も末弟で漫画を共同製作をしたラルス・ヤンソン(愛称ラッセ)と共にアニメ制作に関わっている。但し「スノークのお嬢さん」が「フローレン」になるなど、原作との変更箇所もある。 フジテレビ系列「カルピスまんが劇場」で放送された『ムーミン』シリーズとは別作品。また、2015年に日本で公開されたフィンランド・フランス共同製作アニメ映画『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』では本作においてムーミン役だった高山みなみを筆頭に、同作で声を当てた日本の声優達が再びキャスティングされているが、やはり製作体制においては別作品となる。 == 楽しいムーミン一家 == 1990年4月12日 - 1991年10月3日、テレビ東京系列にて放送。製作はテレスクリーン。制作協力はテレイメージ(現:ワコープロ)/ビジュアル80。 第1回放送のみ19:00 - 20:00の60分。このため初回放送では、現在DVDに収録されているEDは放送されずにスペシャル用のEDが使用された(未ソフト化)。第2回以後は19:00 - 19:30の30分。 初回放送ではクリアビジョン放送で放送されていた。当時のアニメは完成したフィルムを直接送出する方式が一般的であったのに対し、本作は最新のデジタルテープ(D2マスター)にテレシネして放送されていた。 この作品は当時のテレビ東京にとってかなりの看板番組だったようで、海外共同制作契約分が終了した後もタイトルに「冒険日記」と付け加えて別会社にて製作が続けられた。作風が異なるのもその為で、スノークはオープニングのみの登場で物語には出なくなった。また湾岸戦争時に他局が報道特番を行う中、同局のみ通常番組として同作品を放送し、結果18.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)〔[視聴率の現場]湾岸戦争でTV特番戦争 NHKは強かった 、読売新聞、1991年1月23日付東京夕刊。(インターネット・アーカイブのキャッシュ)〕という高視聴率を得た。 旅の窓口(現:楽天トラベル)のイメージキャラクターとして起用されているスナフキンは本作品のキャラクターデザインを踏襲している。 2006年7月29日から9月3日まで、富山県 南砺市(旧:西砺波郡福光町)南砺市立福光美術館で、『とんがり帽子のメモル』と本作品をメインとした名倉靖博展(原画展)が開催された。この名倉靖博のデザインで、実際に使えるドルの記念紙幣も制作された。 2010年より権利者のMoomin Characters(Oy Moomin Characters Ltd.)を通じて、NTTレゾナント(BROBA、goo動画)・バンダイチャンネルなどで有料動画配信(インターネットテレビ)が行われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「楽しいムーミン一家」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Moomin (1990 TV series) 」があります。 スポンサード リンク
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